紅茶の効果のひとつ「肌をきれいにする」のまとめ

紅茶について
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紅茶の効果で美肌になる…と、聞いたことがあるでしょうか。
「おいしいからいつも飲んでいる」という方がほとんどとは思いますが、その効果と背景について知っておくとより良いでしょう。

今回は紅茶を習慣的に飲むべき理由のひとつ、「美肌効果」についてまとめておこうと思います。

紅茶で美肌になる理由

まずは「紅茶を飲むと、なぜ肌によいのか?」という点から。

1.紅茶ポリフェノール「テアフラビン」

紅茶がきれいな赤色をしている理由は、特有の成分にあります。

茶の成分カテキンが酸化発酵の過程により変化して、赤褐色の紅茶ポリフェノールに変わります。このうちテアフラビンという種のポリフェノールには、特に強力な抗酸化作用が認められております。

2.ハイドロキノン

紅茶には、ハイドロキノンという成分が含まれています。
美容業界や皮膚科学の世界でも「肌の漂白剤」とよばれ、シミの改善・予防のための薬に入っているもの。

肌の美白になる理由は、メラノサイトという細胞の働き(メラニンを産出する)を抑制するため。
さらにこのハイドロキノンには、肌のシミ・シワ・そばかす・色ムラを改善させる働きがあるのです。

肌に直接ぬって効果を出すためには高濃度である必要があり、高価かつハイリスクになります。
なにごとも気長にコツコツと続けるのが大事ですね。

紅茶の成分があたえる肌以外への美容効果

紅茶の飲用は肌をきれいにする以外にも、いくつか美容に関係する効果が認められています。

ダイエット

紅茶に含まれるカフェインには、脂肪燃焼効果食事の脂肪吸収を阻害する効果があります。
また運動前に摂取すると、運動時の脂肪燃焼効率をさらに高める効果も認められているため、ダイエットを意識している方にはオススメできます。

腸活

腸の健康度は、免疫力の高さ・肥満になりづらさ・メンタルの健康・(最終的には)肌の調子のよさにも大きく関わってきます。
2017年に行われたカリフォルニア大学の実験(1)によると、紅茶ポリフェノールを摂取した後は腸内に短鎖脂肪酸の量がふえて、劇的に腸内環境が改善するとのこと。

なお腸の健康に気をつけたい場合、紅茶に甘みを加えるならば砂糖ではなくオリゴ糖またはハチミツを使うことをオススメしておきます。より腸内環境に好影響をもたらすことが期待できるのです。

歯の健康

紅茶には、虫歯予防に定番の成分フッ素が多く含まれます。
平均的な含有量は以下のとおり。

煎茶  0.80PPm
烏龍茶 0.48PPm
焙じ茶 1.02ppm
紅茶  1.82ppm

加えて、茶類全般にある殺菌効果も持っているため、口内の健康を保つためにも紅茶はオススメのドリンクです。

ストレス解消

紅茶および茶類に含まれるテアニンというアミノ酸には、脳のα波を増加させリラックスを促す働きがあります。

より効果的になる紅茶の飲みかた

肌への効果をよくする為には、どんな方法で紅茶を入れたら&飲んだらいいか?
解説します。

1.紅茶のいれ方

より美味しくなる方法のためには気をつけることが多いですが、肌への効果を考える場合には以下の点だけ注意。

・アイスよりもホットで
紅茶を水出しにしたりアイスティーにするよりも、熱湯で抽出してそのまま、のほうが効果的な成分を摂取できます。おなかを冷やすべきでない点もあり、紅茶はできるだけホットで飲みましょう。

・リーフでもティーバッグでもOK
紅茶は茶葉から入れてもティーバッグを使っても成分に大きな違いはないです。
英国では昔「安価なティーバッグからマイクロプラスチックが検出された!」みたいなニュースもありましたが、日本で売られている商品ならば安心して大丈夫でしょう。

2.タイミング

紅茶をいつ飲むのがよいか? については以下のとおり。

起床後の約90分間は、ストレスホルモンの分泌が高まっているためカフェインを摂取するべきではない
就寝前6時間以内にカフェインを摂ると、睡眠の質および入眠に悪影響があるため摂取するべきではない(個人差があります)

つまり起きてから90分以降~夕方5時6時のあいだが良い、ということになりますね。
最適な量は1日2~3杯なので、昼食どき+午後の休憩時くらいに習慣づけると良さそうです。休日ならば遅めの朝食と紅茶、というのも余裕が感じられてGOOD。

より効果的な、紅茶の種類

紅茶には種類がたくさんありますが、肌への効果を期待する場合どの種類を選べばよいか?
解説します。

ダージリン
世界三大銘茶のひとつ、ダージリンティー。独特の香りと、すっきりする渋みの味わい深さが特徴です。
こちらは美白成分ハイドロキノンの含有量が他の紅茶よりも高いそう。

アッサム
インド紅茶で産出量の多いアッサムティー。非常に濃い赤黒の水色と、深いコク・麦のような香りが特徴でミルクティーによく使われます。
紅茶ポリフェノールテアフラビンの含有量が紅茶のなかで一番です。

セイロンティー・ウバ
世界三大銘茶のひとつ、ウバティー。ミントのような香りと渋みが特徴。
テアフラビンの量が比較的多いようです。

セイロンティー・ディンブラ
日本人の味覚によく合う、ディンブラ。
こちらも比較的テアフラビンの量が多いようです。

最高の美肌茶=ホワイトティー(白茶)について

ここで、最高の美肌茶といわれるホワイトティーを紹介します。

2009年にキングストン大学(英)の研究機関が行った、「肌をきれいにするお茶について」の調査(2)によると…

23種のお茶(植物抽出物)を比較した結果、
①肌の柔軟性を保つ作用 
②コラーゲン産生能力の低下を食い止める作用 
の2つの効果量において、ホワイトティーは2位以下を大きく離して最も優れていた、とのこと。

ホワイトティーには「美人の茶」という別名もありますが、これは伊達ではないようです。
参考:ホワイトティーはどんなお茶?

終わりに

紅茶の習慣で肌ケア、いかがでしょうか。

確かな効果を実感しながら、今日もよいティータイムになりますように。