紅茶を飲むメリット20個。毎日の習慣で得られる嬉しい効果とは

紅茶について
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なぜあなたは紅茶を飲みますか?

という質問には、どんな風に答えるでしょうか。
紅茶好きとしては「美味しいから飲む」のが最大の理由とは思いますが、単に美味しいというだけではないパワーも秘めています。紅茶を飲むことによって得られる、ヒトの身体への良い影響を知っておくのもいいでしょう。
知れば知るほど、ティータイムを意識的に持つモチベーションにつながります。

ここではまだまだ一般的でない、紅茶が人の身体に与える好影響について紹介します。

紅茶を飲むことによる効果20個【17世紀の資料より】

トマス・ポヴェイ(1614-1705・王立協会員)の手稿
「ティーまたはチーと呼ばれるハーブの特性と作用」

    1. それは淀んだどろどろの血液を浄化する
    2. それは重苦しい夢を抑制する
    3. それは脳の重い湿気を除いて楽にする
    4. 眩暈と頭痛を緩和・治療する
    5. 水腫を予防する
    6. 頭の湿った体液を乾燥させる
    7. 肌の赤味を消す
    8. 閉経を開く
    9. 視力をはっきりさせる
    10. 成人の体液と熱くなった肝臓を清め浄化する
    11. 膀胱と腎臓の欠陥を浄化する
    12. 余分な睡眠を抑制する
    13. 眩暈を追い払い、頭の回転を速くし、体を頑丈にする
    14. 心臓の働きを促進し、不安を追い払う
    15. 腸内ガスが原因の疝痛を除去する
    16. 内臓を強壮にし、肺病を予防する
    17. 記憶力を強化する
    18. 意志力を鋭くし、知力を敏活にする
    19. 胆汁を安全に浄化する
    20. 適切な慈悲心の行使を強化する

出典:「紅茶の帝国」(2019.8 研究社)


上記は1680年代にロンドンの科学者サークル内で回覧された資料です。

「脳の重い湿気」とは…?「適切な慈悲心」って何?? という感じですね。
古い資料ですが、英国で初めて茶を販売した『ギャラウェイ・コーヒーハウス』で宣伝文句にも使用されていた内容だそうです。

「視力をはっきり」これも紅茶に関係あるだろうか、とも思ってしまいましたが… 調べてみると、なんと紅茶液が目の疲れを緩和する効果については最近でも実証データがありました。
私が無知なだけだったようです。

またそれよりも以前、オランダの医師ニコラス・ディルクス(1593~1674)の著した『医学論』では、
「茶を摂取する者は、その作用によって、すべての病気から逃れ、とても長生きできる。(中略)胆石・頭痛・風邪・眼炎・喘息・胃腸病にもかからない。そのうえ眠気を遠ざけ、不眠を可能にするので大いに役立つ」
とまで書かれていたそうです。具体的ですが、これは明らかに誇大な内容ですね。

紅茶を飲むメリット5つ【現代版】

現代に生きる我々にも、もう少し解りやすい言葉にまとめます。

1. カフェインによる作用

1杯の紅茶には、1杯のコーヒーの半分程度のカフェインが含まれています。

カフェインの主な効能は、
・眠気覚まし(覚醒作用)
・自律神経のうち交感神経を活性化させる(興奮作用)
・集中力を高める
・運動能力、特に持久力を向上させる
・運動による脂肪燃焼効果を高める
・利尿作用

上記のようなもの。

カフェインに強力な覚醒作用があるのはご存知のとおり。
紅茶を飲んでもコーヒーほど一気に目が覚める感じがしないのは、カフェインと共に「テアニン」という鎮静作用のある成分も含まれており、カフェインの覚醒効果をゆっくりにさせるためです。

ゆっくり穏やかに効くようになる… というだけで、カフェインが効かなくなる訳ではありません。眠る前には控えるようにしておいた方がいいです。(眠りにつけたとしても、睡眠の質は悪化します)

2. 美肌になる効果

紅茶ポリフェノール(テアフラビン・テアルビジン)による抗酸化作用が、人の身体の老化減少(光老化、および細胞の酸化)を抑制することで、身体の内側から肌を若々しく変化させます。

3. ダイエット効果

ラット実験により判明している効果。
飲料水と紅茶を置き換えただけで、ラットの体重増加がおよそ2割も抑制された結果になりました。
紅茶を摂取したグループは、特に①肝臓の周りの脂肪がまったく無い血中の中性脂肪の値がはるかに低かった、という結果になったとのことです。

理由は、
・カフェインが運動の脂肪燃焼効果を高めるため
・紅茶ポリフェノールが血糖値の急上昇を抑えて、食事中に吸収される糖が脂肪に変わるのを抑制するため
この実験では、上記のように結論づけられています。

4. 風邪、インフルエンザ予防

紅茶の赤い色のもとになっている成分「テアフラビン」には、抗ウィルス活性効果があります。
インフルエンザをはじめ、多くの種類のウィルスはスパイク(トゲトゲの部分)によって人の粘膜にとりつき体内に侵入しますが、テアフラビンはこれと結合して感染力を無効化してしまいます。

マウス実験により、実証された研究データもあるようです。
(参考:紅茶エキスによるインフルエンザウィルス感染性の阻止

5. アレルギー、花粉症予防

ラット実験により、アレルギー反応を50%抑制する効果が認められました。
即時型アレルギー(花粉症など)・遅延型アレルギー(アトピーなど)どちらにも有効性ありとのこと。

終わりに

紅茶の健康効果についてご紹介しました。

なんとなくコーヒーよりも身体にいいらしい… という程度に一般に広まっているように感じていますが、まだまだ詳しいところまでは全然知られていないと思います。

また上記に挙げた他にも、がんや動脈硬化・血圧の上昇や食中毒を抑えるといった効能をも秘めているそうです。美味しい紅茶がこんなにも、人の身体に良い影響を与えてくれるとは嬉しい限りですね。

より良いティータイムを持つことができますように。