ロイヤルミルクティーはお好きでしょうか。
紅茶好きならば、良い茶葉を手に入れた時にはなるべく美味しく飲みたい!と思いますね。ミルクティーに向く茶葉があったら、ロイヤルミルクティーに挑戦してみましょう。
ざっくり言うと、抽出した紅茶に後からミルクを加えるのが通常のミルクティー。ミルクを使って紅茶を抽出するのがロイヤルミルクティー、と呼び分けます。
今回はその後者、ロイヤルミルクティーの作り方を紹介します。
ロイヤルミルクティーのレシピ
はじめに材料と道具を用意します。
●道具:手鍋(蓋付き)、茶こし
●材料 (2杯分)
水 :200ml (180ml + 20ml)
牛乳:200ml
茶葉:8〜10g *お勧めはアッサム・ディンブラ・ウバ・ルフナのいずれか
砂糖:適量
●手順
①手鍋で水(180ml)を火にかけ、沸騰直前まで温める
②ミルクを加えて、再度火にかける
③再び沸騰する約1分前から、茶葉を20mlの湯に浸しておく
④ミルク+湯(②)が沸騰直前になったら、火を止める
⑤茶葉+湯(③)をそのまま手鍋に加えて、蓋を閉める
⑥5分間以上抽出する
※紅茶を抽出し過ぎると通常エグ味が出るので時間には気を付けるべきですが、ミルクティーの場合はここをシビアに見る必要がありません
⑦茶葉を濾して完成
*
完成したら味見をしてみて、いかがでしょうか。
ミルクを後から加えた通常のミルクティーと違って、渋みを包み込むようなミルクの甘さが前に出ている感じがあれば上手く出来ています。
使う茶葉によって、紅茶自体の香り・上品な渋み・コク深さが、後からふわりと口の中に立ち込めるように感じられるはずです。
お気に入りの茶葉を、色々と試してみましょう。
美味しく仕上げるためのポイント
・「低温殺菌牛乳」を使うと更によい
日本で流通する牛乳のほとんどは超高温瞬間殺菌という殺菌方法が採用されていますが、この種類のミルクは温めると独特の香りを発して紅茶の風味を阻害します。
こだわりのミルクティーを作る時には、多少値が上がりますが低温殺菌の牛乳を選ぶと◎。
・ミルクを入れてからは、沸騰させないように気をつけましょう。変質して味が大きく変わります。
・レシピのうち③の手順は、茶葉を開かせて抽出を促進させる為にします。
牛乳を加えた湯は、「カゼイン」という成分のせいで通常よりも抽出がうまくいかない為。
・上記と同じ理由で、ミルク100%では温度が充分でも紅茶の成分を満足に抽出できません。
ミルクの割合が多いほどに贅沢でまろやかな口当たりにはなるが、抽出の出来を考えると湯1:ミルク1くらいが丁度いいです。
・砂糖を加えると、甘くなるだけではなく茶葉の持っているコク(旨味成分)をより一層引き出してくれます。
ロイヤルミルクティーは日本独特のもの?
ロイヤルミルクティーは今日非常に一般的な飲み物となっており、多くのカフェやレストランでメニューとして採用されていますね。
実はこの呼び名「ロイヤルミルクティー」は和製英語であり、日本でしか通用しません。
英語では「シチュードティー(Stewed tea)」と呼びますが、これが全く一般的ではないです。日本のお店と同じ感覚で探しても見つからないので、留意しておきましょう。
終わりに
ロイヤルミルクティー、私も初めてうまく作れた時には「同じ材料なのに、方法だけでこんなにも違うのか」と感動しました。
この文章が、美味しく作るための一助になれれば幸いです。
ティーバッグを使って手軽に、かつそれなりに美味しいロイヤルを作れる方法もあるので、また別の機会に紹介しましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
良いティータイムになりますように。
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今日の茶葉:
英国王室御用達フォートナム&メイソンの代表的商品、ロイヤルブレンド。
ミルクティーにしても、他とは一味違います。

