【フードペアリング】紅茶とクッキー、理論的においしい組合せ

紅茶について
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お茶の時間に、あまいお菓子をあわせて頂くのは大変に幸せを感じられますね。

好きなお茶と好きなスイーツを自由に合わせる…それだけでも当然美味しいのですが、せっかくならばお互いをより引き立てあう組み合わせに出来たら嬉しいものです。

今回は、クッキーと合わせる紅茶のペアリングについて考えてみたいと思います。

紅茶とあわせるクッキーについて

今さらですがクッキーとは何か。
主原料は【小麦粉・バター・卵・砂糖】で、オーブンで焼いたお菓子ですね。

英国では、小麦粉でつくった焼き菓子は「ビスケット」と総称しており「クッキー」という言葉自体がもともとなかったようです。クッキーはアメリカの言葉。

日本では、
・糖分と脂肪分が40%未満のもの=「ビスケット」
・糖分と脂肪分が40%以上のもの=「クッキー」

と呼び分けています。

バターとシュガーの甘く広がる風味と、小麦の香ばしい味わいとがポイント。
お菓子のなかでは比較的、どんな種類の紅茶ともよく合います。

もう一歩、踏み込んでさらに美味しい組み合わせを考えてみましょう。

クッキーと相性の良い紅茶の種類

純粋なクッキーは、テクスチャーの面からみて【食感がもそっとしている、口内の水分を奪うフード】に当たります。
(参考:理論的においしいティータイムの組み合わせ)

このため、比較的ストレートティーよりもミルクティーが好相性と考えられますね。
より詳しく考えてみましょう。

ミルクティーの場合

・アッサム
甘く香ばしい香り、コクの深さが特徴でよくミルクティーに使われます。
モルトフレーバーと呼ばれる麦のような香ばしい香りを持つ。これが、バターたっぷりのクッキーと同調する味わいを作れるため非常に好相性です。

・ルフナ
アッサムに次いで、強いコクがあり香ばしい風味のある種類。やはりミルクティー向き。
バターの多いクッキーと同調する味わいを作ることができ、これも大変好相性です。

・キーマン
独特なクセのある味わいを持っており複雑味がつよいが、渋味は少ない。
バターの多いクッキーとも好相性です。
またキーマンの燻したような香りは、栗やサツマイモの風味と大変よく合うため、そういった香りのクッキーとは素晴らしいペアリングになります。

・ウバ
世界三大銘茶の1つ。独特のメントール香をもつ複雑味のある種類。
他の紅茶では出来ない爽やかなミルクティーになり、軽めの味わいのクッキーと好相性です。
きりっとした渋味もあり、ナッツを含むクッキーとは合わせるのが難しい。

・キャラメル系のフレーバードティー
果実系の香りをふくまず、キャラメルやチョコレート等の甘い香りをつけたフレーバードティー。
軽め・バターが多いクッキー問わず相性がよく、またナッツを使ったクッキーともよく合います。

ストレートティーの場合

・ダージリン
きりっとした渋味、果実または花のような芳醇な香り。
軽めの味わいのクッキーにはよく合います。アッサムやルフナとは違い、後味をすっと消すイメージ。
ナッツを使ったクッキーとは渋味がカチ合ってしまい、合わせるのが難しい。

・セイロンブレンド
あっさりした味わい、まとまりの良いティー。
軽めの味わいのクッキーにはよく合います。ナッツを使ったクッキーとも好相性。

・アールグレイティー、柑橘系のフレーバードティー
シンプルな軽めの味わいのクッキーと合います。
また柑橘の風味をつけたクッキーとは同調する味わいを作れる場合があり、好相性。

・ベリー系のフレーバードティー
シンプルな軽めの味わいのクッキーと合います。
またフルーツの香りをつけていたりドライフルーツを使ったクッキーとは、同調する味わいを作れる場合がある。

クッキーとあわせる紅茶の注意点

バターをたっぷり使ったクッキーは、脂肪分の高いお菓子です。

こういったお菓子には反対にすっきりしたストレートティーを合わせるのが良いと思われることが多いのですが、実はミルクティーの方が好相性です。
ミルクの比較的軽い脂肪分とバターの重い脂肪分が合わさり、口内をさっぱりさせつつも甘み・旨味のある後味が広がって残る。まさにお互いを引き立てあう、良いペアリングになるでしょう。

渋味が強くすっきりした味わいのダージリン(ストレート)などは、クッキーの後味をすっと消し去るペアリングになります。
選ぶクッキーの種類によっては、これが良いという場合もあるかと思います。

終わりに

今回は、紅茶の種類とクッキーとの相性を考えました。

もちろん味覚は主観なので、はっきりとした正解不正解など存在しません。が、よい組み合わせを見つけやすくなる考え方の基礎として紹介させて頂きます。
お気に入りの組み合わせが見つかるといいですね。

よりよいティータイムになりますように。