レモンティーの作り方。簡単に美味しくできるプロの方法

紅茶について
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レモンティーはお好きでしょうか。

英国ではあまり一般的でない飲み方ですが、アメリカやロシアをはじめドイツ・ポーランド・デンマークなど世界各国で楽しまれるポピュラーな紅茶の楽しみ方です。

今回はレモンティーを美味しく作る方法を紹介します。

レモンティーについて

レモンティーの始まりは明らかになっていないようです。ここには諸説あり。

ひとつはカルフォルニアの一部の農家で始まり、これをサンキスト社がレモンの消費量を増やすために雑誌に掲載して広く紹介した、という説。
他にはフランス革命で亡命した料理人によって、ロシア宮廷にレモンが持ち込まれてこれが紅茶に使われるようになった、という説など。

英国では我々のいうレモンティーを「Tea with lemon」または「ロシアンティー」と呼びます。これは19世紀末にイギリスのヴィクトリア女王が孫娘(アレクサンドラ・フョードロヴナ)のいるロシア王室を訪れた際、振る舞われたロシア式のレモンを浮かべた紅茶を気に入って帰国してからも「ロシアンティー」と呼んで飲んでいた事に起因するらしい。

現在では世界中に普及している一般的な紅茶の楽しみ方のひとつです。

レモンと紅茶の化学

レモンスライスを紅茶液にずっと入れていると、どんどん苦みのつよい紅茶になっていきます。

これは皮がついたままのレモンスライスを紅茶液に入れると、皮から出るレモンオイルと紅茶成分の結合によって強い苦味を感じる紅茶になる、という理屈です。

ただし、紅茶が硬水で作られている場合には別。もとからミネラル分が多く含まれる紅茶には、レモンオイルが入っても苦味を発する成分に変質しないため。
日本の水は軟水なので、レモンティーを作る際にはこのことに留意する必要があります。

レモンティーの美味しい作り方

レシピを2つ紹介します。
おすすめの茶葉はニルギリ・キャンディ・ディンブラなど。あまり主張の強くない紅茶を使うとよいです。

製法A

*手順
①通常よりやや短めに蒸らし時間を切り上げる
②紅茶をカップに注ぐ
③飲む直前、薄く切ったレモンスライスを紅茶液に2~3回くぐらせ、すぐ取り出す
④お好みで砂糖・ハチミツを加えて完成

レモンを紅茶につけるのはほんの数秒、香りが強いので充分に風味が変化します。

製法B

*手
①レモンスライスから皮を外しておき、カップに入れる
②紅茶葉に、オレンジピール5mmを2欠片足して熱湯を入れ、通常通り(3~4分)蒸らす
③紅茶を注いで完成。レモンスライスは取り出さない

こちらはレモンの風味を強調したいときの作り方。
スライスを入れっぱなしにするけど、皮から出るレモンオイルを前もって取り除くため苦みが強くならないという訳ですね。

終わりに

レモンティー、いかがでしょうか。

私はミルクティーを選びがちですが、柑橘の香りと紅茶はやはり相性がよい。
よくできたフレーバーティーもたくさんあって感動があります。フレッシュなレモンで爽やかに紅茶を楽しむのも素敵ですね。

よりよいティータイムになりますように。